一味違うチェコ〜パンクな廃工場が心を揺さぶるオストラヴァの魅力

チェコ最大の産業遺産


2020年11月、LOTポーランド航空のプラハーオストラヴァ間のフライトが開通しました。オストラヴァからはポーランドの首都ワルシャワまで続きます。これにより、チェコの東側からスタートするチェコの旅ができるようになりました。今回は、チェコ東部の拠点オストラヴァ(Ostrava)の魅力を紹介します。

工業の中心地として栄えたオストラヴァ

シレジア地方の中心都市オストラヴァは、チェコ第3の都市です。1828  年から1998年まで石炭の採掘と銑鉄の製造が行われていた工業の中心地でした。工場、炭鉱の巻上げ櫓、高炉など多くの産業建設物のある風景はチェコの中でも独特で、とてもユニークな観光地です。


国の文化財下ヴィートコヴィツェ地区


オストラヴァ中心部に位置する下ヴィートコヴィツェ地区は必ず訪れたいスポットの一つです。国の文化財に登録されているだけでなく、ヨーロッパの文化遺産にも登録されており、ユネスコの世界遺産の有力候補でもあります。


ヴィートコヴィツェ製鉄所の広大な敷地は3つの部分から構成されており、見学コースもいくつか用意されています。パノラマビューを楽しみたい方は、ボルトタワーを含む第一高炉の見学がオススメです。リフトを使ってかつての炉口まで上がり、さらに徒歩で地上70mのタワーの最上階まで行くことができます。オストラヴァの全景を一望した後は、高炉の中を見ながら降りることができます。

オストラヴァ新市庁舎の扉のないエレベーターと絶景ポイント

チェコ最大の敷地規模を誇る機能主義のオストラヴァ新市庁舎の塔には、扉のない循環昇降機パーテルノステルが設置されています。今ではとても珍しいこの形のエレベーターはかつてチェコでは多く使用されていました。キャビンは停止することなく常に動いているのでタイミングを合わせて乗るだけですが、少し緊張するかもしれません。73 mの高さにあるテラスまで上がれば、オストラヴァの壮大なパノラマ風景を楽しむことができるでしょう。


眠らない通りで夜の街を楽しむ
オストラヴァで一泊するのであれば、「眠らない通り」と呼ばれるストドルニー通りを訪れてみてください。70軒ものバーやクラブが立ち並ぶ街一番の繁華街で、お気に入りのバーを見つけましょう。

オストラヴァからのチェコの旅
ユニークな街オストラヴァを堪能したら、他の街へと旅を続けましょう。オロモウツやブルノに滞在してモラヴィア地方の伝統文化を堪能したり、リトミシュルで音楽家スメタナの足跡を辿ったり、お好みに合わせたチェコ東部の旅をお楽しみください。
本件に関するお問合わせ先
本件に関するお問合わせ先
チェコ政府観光局 - チェコツーリズム
担当:PR&マーケティングマネージャー 麻生理子
〒150-0012:東京都渋谷区広尾2-16-14チェコ共和国大使館B館2F
TEL: 03-6427-3093 
E-mail: aso@czechtourism.com

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組織名
チェコ政府観光局 - チェコツーリズム
ホームページ
https://www.visitczechrepublic.com/ja-JP
代表者
パヴリーク シュテパーン
上場
非上場
所在地
〒150-0012 東京都渋谷区広尾2-16-14チェコ共和国大使館B館2F
連絡先
03-6427-3093

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