SAS、女性警察官の30x30 Initiativeをサポート

新しいアナリティクス・トレーニングとデータ共有機能でパートナーシップを強調

アナリティクスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、警察機関における女性の割合を高めるための連合、30×30 Initiativeをサポートするために、トレーニングとテクノロジーを提供しています。警察機関がデータをより有効に活用して調査を迅速化し、コミュニティでの成果を改善しようと務める中、SASは近年、公共安全アナリティクス(https://www.sas.com/en_us/industry/government/sas-for/public-safety-criminal-justice/law-enforcement.html)に重点を置いています。

現在米国では、警察官に占める女性の割合は、正規警察官の13%、警察指導者の3%に過ぎません。30x30 Initiativeは、警察官の新規採用クラスにおける女性の割合を2030年までに30%に増やし、資格のある女性警察官のキャリア全体での成功が警察の方針と文化によって意図的にサポートされることを目標としています。

ASEBP(American Society of Evidence-Based Policing)は30x30の創設メンバーであり、これには警察の指導者、研究者、専門組織が含まれます。ニューヨーク大学ロースクールのPolicing Projectで戦略的イニシアティブ責任者を務めるモーリーン・マクゴフ(Maureen McGough)氏は、30x30 Initiative(https://30x30initiative.org/)の共同創設者であり、ASEBPの理事会メンバーでもあります。マクゴフ氏は、データの増加と女性割合の増加は相互に補完し合えると考えています。

マクゴフ氏は次のように述べています。「データは、私たちが提唱する変革の核となるものです。採用、評価、残留での格差のある結果を診断する上で役立ち、男女同権の取り組みの効果を測る機関にとって重要です。」
これは、法執行機関における女性の割合を増やすことで得られる多くのメリットのひとつに過ぎません。30x30によれば、女性警察官には次のような特徴があることが調査で示されています。
  • より少ない力を使い、過剰な力は使わない
  • 苦情や訴訟で名前が挙がる傾向が低い
  • 地域社会から、より誠実で思いやりがあると認識されている
  • 特に性的暴行事件で、犯罪被害者により良い結果をもたらす
  • 裁量的な逮捕が少ない
SAS®のトレーニングパスはプログラミングの基礎から調査管理までをカバー
世界中の警察機関は、事件管理、警察官の安全、コミュニティへの関与、証拠に基づく警察活動のためにデータの力を利用しています。そのため、犯罪の進化に伴い、警察の専門職にも犯罪と戦うための新しいスキルセットが必要になります。SASは、これらの重要データスキルに焦点を当て、法執行機関職員向けにカスタマイズされたトレーニングパスを提供しています。
  • SASプログラミングI(基礎):デジタル証拠収集の重要性がますます高まる中、プログラミングの基本を学びます。
  • データリテラシー(基礎):データとは何か、今日の世界でなぜデータが重要なのか、コミュニティに対する潜在的な脅威、リスク、危害を理解する上でデータがいかに鍵となるのかについて学びます。
  • アナリティクスの活用:データ駆動型のアプローチが、ポジティブな変化を生む効果的な意思決定をどのようにサポートするのかについて学びます。ビジネス上の問題をデータやアナリティクスによって解決するためのフレームワークや、データ所有者間のコミュニケーション障壁を克服する方法について理解します。
  • 調査管理および分析:SAS Law Enforcement Intelligenceプラットフォームを使用して犯罪行為と容疑者の身元を理解できるように、調査およびトレーニング対象分野の法執行機関の専門家によって、ベストプラクティスと捜査技術を使用して作成されました。
    受講者は、組織犯罪グループの主犯格を特定するための犯罪ストーリーに基づいて、実際の捜査に役立つテクニックを学びます。
警察関係者の方は、SASWomen in Policing(https://www.sas.com/en_us/offers/23q2/women-in-policing.html)(警察の女性)のページからトレーニングにアクセスできます。
さらに、品質と多様性の目標に対する進捗具合を30x30のメンバーがより簡単に追跡、監視できるように、SAS Data for Goodチームがデータ共有機能を構築しています。

SASは、Fortune誌の「Best Workplace for Women(女性のためのベスト・ワークプレイス)」に何度も認定されています。SASの世界の従業員の40%以上、グローバル・リーダーの33%が女性であるのは、ジェンダーに対するこのようなコミットメントが理由の一部です。

SASの司法および公安担当シニアディレクターであるニライ・セティン(Nilay Cetin)は次のように述べています。「SASは、テクノロジー分野におけるジェンダー・ギャップの解消と、業界内の女性の採用および定着を目的とした多くの活動に取り組んでいます。警察組織が女性の割合を高め、管轄するコミュニティを反映しようと努力する中、SASは、データとアナリティクスの利用を支援できることを誇りに思っています。」

*2023年3月30日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリース(https://www.sas.com/en_za/news/press-releases/2023/march/women-law-enforcement-30x30.html)の抄訳です。
本原稿はSAS本社プレスリリースの原稿を抄訳したものです。本記事の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語を優先します。

SASについて
SASは、アナリティクスのリーディング・カンパニーです。SASは、革新的なソフトウェアとサービスを通じて、世界中の顧客に対し、データをインテリジェンスに変換するためのパワーとインスピレーションを届けています。SASは「The Power to Know®(知る力)」をお届けします。

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

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この企業の情報

組織名
SAS Institute Japan株式会社
ホームページ
http://www.sas.com/jp
代表者
手島 主税
資本金
10,000 万円
上場
非上場
所在地
〒106-6111 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11F
連絡先
03-6434-3000

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